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ハイエンド中小型パネル投資、台湾系3社で1350億元も


ニュース 電子 作成日:2014年4月22日_記事番号:T00049902

ハイエンド中小型パネル投資、台湾系3社で1350億元も

 市場観測によると、友達光電(AUO)、中華映管(CPT)、鴻海精密工業傘下の中国・天億顕示科技が早ければ年末から、中国でハイエンドの中小型パネルの生産能力を拡大する予定で、投資額は合計1,350億台湾元(約4,600億円)に上る見通しだ。3社はノーコメントとしている。22日付経済日報が報じた。

 大型パネルが供給過剰である一方、スマートフォン、タブレット型パソコンなどモバイル端末の人気で高解像度製品の需要が高まり、ハイエンドの中小型パネルは供給不足だ。

 市場調査会社、ディスプレイサーチによると各社の計画は、AUOは江蘇省昆山市で第6世代の低温ポリシリコン(LTPS)パネル工場を建設する。月産能力は2万~3万枚、投資額は500億元。中華映管は福建省福州市で第4世代の有機EL(OLED)か酸化物半導体TFT(Oxide TFT)工場を設立し、月産能力3万枚、投資額250億元。天億は四川省成都市で第6世代のLTPSかOLED工場を建設し、月産能力3万枚、投資額600億元。