ニュース 社会 作成日:2014年4月23日_記事番号:T00049910
衛生福利部疾病管制署(CDC)は22日夜、4月17日から台湾へ観光に訪れていた中国・南京市在住の女性(44)がH7N9型鳥インフルエンザに感染していたことが明らかになったと発表した。23日付中国時報が報じた。
この女性は入境した当日からせき、発熱、筋肉痛などの症状を訴え、新北市の診療所で診察を受けた。しかし18日には発熱に加え、嘔吐(おうと)するようになったことから19日に別の病院で胸部レントゲン検査を行ったところ左肺が肺炎を起こしていたことが発覚。翌日には医学センターに移され、同日夜にH7N9ウイルスへの感染が確定した。現在は重篤な肺炎を発症しており、隔離治療が進められている。
なお女性はこれまでに台北市、新北市、南投県などの観光スポットを訪れ、ツアー同行者や医療関係者など61人と密接な接触を持ったとみられ、疾病管制署はこのうち48人に予防薬を投与する計画だ。
H7N9型鳥インフルの感染者が海外から台湾へ入ったのは今回が3例目だが、いずれも中国・江蘇省から入境しており、疾病管制署は同省の旅行疫病情報について2級(警戒)を維持している。
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