ニュース 運輸 作成日:2014年4月23日_記事番号:T00049919
コンテナ海運大手、長栄海運(エバーグリーン・マリン)と陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)は、5月初めに欧州航路の運賃を1TEU(20フィートコンテナ換算)当たりそれぞれ600米ドル、500米ドル値上げする。先週比でそれぞれ55.7%増、46.4%増と大幅な引き上げで、万海航運(ワンハイラインズ)も追随するもようだ。23日付経済日報が報じた。
業界関係者によると、今回の値上げは海運世界3位の仏CMA CGMを皮切りに最大手マースク、独ハパックロイドが5月の欧州航路運賃を1TEU当たり500〜550米ドル引き上げた後、川崎汽船や香港の東方海外貨櫃航運(OOCL)などアジア勢も550〜650米ドルの値上げで追随したことを受けたもの。
証券会社によると、ユーロ圏諸国の経済安定基調で欧州航路の海運需要増が続いており、貨物積載率は各社平均9割以上だ。このため値上げ戦略が成功する可能性は非常に高く、長栄海運や陽明海運などは第2四半期の増収につなげたい考えだ。
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