ニュース 金融 作成日:2014年4月23日_記事番号:T00049923
国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)は22日、傘下の生命保険大手、国泰人寿保険(キャセイライフ)が中国東方航空と折半出資で設立した「上海国泰人寿保険」で、東方航空が事業から撤退する方針を表明していた問題で、上海陸家嘴金融発展(陸金発)が新たな合弁パートナーに決まり、中国保険監督監理委員会(保監会)に認可されたと発表した。出資比率は中台双方各50%で変更はない。23日付工商時報が伝えた。
国泰人寿によると、保監会の認可を受け、株主変更登記、上海国泰人寿の董事会での決議、役員改選などの手続きが進められる。また、合弁パートナー変更に合わせ、4億人民元(約66億円)の増資が予定されており、払込済み資本金は16億人民元に達する見通しだ。
これに先立ち、東方航空は国務院国有資産監督管理委員会が非中核資産の売却を求めたことから、上海国泰人寿に対する保有株式を陸金発に売却することを決めていた。
陸金発は上海浦東新区の開発に出資する国有投資会社で、親会社は上海陸家嘴集団など上海市浦東新区国有資産管理委員会直属の国有企業3社。
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