ニュース 医薬 作成日:2014年4月23日_記事番号:T00049924
体外診断用医薬品(IVD)大手、普生(GBC)は22日、今年2月にカナダのパクジェン・ライフ・サイエンスから40種類の細菌に対する抗菌性を持つタンパク質新薬「P-113」の開発について独占ライセンスを授権し、タンパク質新薬の研究開発(R&D)に参入したと発表した。既に臨床試験薬剤の製造などを行っている。23日付自由時報が報じた。
パクジェンは「P-113」をエイズ発症に伴う口内炎などの治療薬として開発し、年間2億5,000万米ドル以上の商機を見込んでいる。ただ、林宗慶・普生董事長は「P-113」の高い抗菌性から、まずアジアで多い歯周病患者用の治療薬としての商品化を考えており、台湾で第三相臨床試験を行う予定だ。歯磨き粉への応用に向け提携先を模索している。また、フェースマスクへの採用では提携企業が決定した。自社ブランド製品の展開も視野に入れる。
林董事長は「P-113」を利用した製品は早ければ年末前に発売でき、今年から売上高への貢献が見込めると語った。
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