ニュース 自動車・二輪車 作成日:2014年4月23日_記事番号:T00049927
台湾証券交易所(台湾証券取引所)の統計によると、バイク最大手、光陽工業(KYMCO)は、系列の投資ファンドによる大衆商業銀行(TCバンク)株の買い増しにより、グループ全体での保有株式が1億1,400万株、持ち株比率17.5%まで拡大し、外資系ファンド2社合計の21.6%に次ぐ大株主に成長した。金融業に参入する意向との観測も出ているが、KYMCOは「純粋な投資目的で、経営には介入しない」と説明した。23日付工商時報が報じた。
現在、単体での筆頭株主は米投資ファンド、カーライル・グループの台湾子会社、衆希(持ち株比率17.22%)だが、KYMCOはグループとして衆希を上回った。なお、カーライルは大衆銀行から出資を引き揚げる意向とされる。
KYMCOは2006年から大衆銀行の株式取得を進め、投資額は30億台湾元(約100億円)以上に達したとみられる。大衆銀行は近年業績を回復させて配当を出しており、これまでにKYMCOに10億元近い投資収益をもたらしたもようだ。今年は1株0.8元の配当を計画している。
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