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3月工業生産指数3%上昇、3カ月連続プラス成長【図】


ニュース その他製造 作成日:2014年4月24日_記事番号:T00049939

3月工業生産指数3%上昇、3カ月連続プラス成長【図】

 経済部が23日発表した3月の工業生産指数は103.92ポイントで、前年同月比3.05%上昇し、3カ月連続でプラス成長となったた。工業生産指数の9割以上を占める製造業生産指数は104.66ポイントで同3.5%上昇。第1四半期の工業生産指数は97.55ポイントで、前期比4.93%の下落となったものの、前年同期比では2.39%上昇した。24日付工商時報が報じた。

 3月の製造業生産指数のうち電子・部品業は116.56ポイントで前年同月比9.52%上昇した。ファウンドリーの製造プロセス向上やスマートフォン用チップ需要が好調で、ファウンドリー、IC封止(パッケージング)、発光ダイオード(LED)などが伸びた。太陽電池も日米からの受注が貢献した。一方、液晶パネルは96.99ポイントで、同5.71%下落となった。

 パソコン・電子製品・光学製品業は85.17ポイントで同8.61%上昇した。携帯電話のカメラ用ハイエンドレンズ需要が好調だった他、PC設備と部品の輸出受注増加がモバイルデバイスの生産量減少を補った。

 また、自動車は111.19ポイントで同11.84%上昇と2カ月連続で2桁成長を遂げた。年初から受注が好調なことに加え、低価格車種の発売が貢献し、受注消化で部品製造業の出荷が伸びた。