ニュース 電子 作成日:2014年4月24日_記事番号:T00049955
産業用コンピューター最大手、研華科技(アドバンテック)の何春盛総経理は23日、組み込み用演算コア事業本部となる林口工場(桃園県)第2期が2015年末に量産に入れば、台湾での生産比率が昨年の45%から55%まで拡大し、中国を上回ると述べた。24日付蘋果日報が報じた。
同社は同日、台湾第2本部を設置するため50億台湾元(約170億円)を投じた林口工場第1期が完成し、初めて公開した。
何総経理は、組み込み用演算コア事業の2013年売上高は2億6,000万米ドルでグループ全体の25%を占めたと指摘した。今後も毎年需要が20~30%増えれば、5~6年後には売上高が6億米ドルとグループ全体の30%を占め、最も主力の事業となると述べた。
現在の主な顧客は、医療機器の▽ゼネラル・エレクトリック(GE)▽マインドレイ・メディカル▽ロイヤルフィリップスエレクトロニクス▽東芝▽日立製作所──や通信機器のポリコムなどで、欧米の競合から受注を奪い業績が成長していると述べた。
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