ニュース 電子 作成日:2014年4月24日_記事番号:T00049956
中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)の徐直軍副董事長は23日、今年のスマートフォン販売目標について前年比58%増の8,000万台と表明した。台湾の提携メーカー、▽鴻海精密工業▽正イ精密工業(フォックスリンク、イは山の下に威)▽台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)▽聯発科技(メディアテック)▽智邦科技(アクトン・テクノロジー)──などが恩恵を受けそうだ。24日付経済日報などが報じた。
徐副董事長は、今後台湾メーカーとの提携関係を深め、スマートフォンの他、タブレット型パソコン、通信機器やその部品を調達したり、基地局の受託生産からインターネットテレビ(IPTV)、クラウド関連に範囲を拡大すると語った。
今年は▽第4世代移動通信システム(4G)LTE対応のネットワーク、基地局、端末など▽モノのインターネット(IoT)の広まりによるインターネットデータセンター(iDC)のアップグレード──により、業績の伸びが過去2年を上回ると予測。今後5年は年平均成長率(CAGR)が2桁に達し、2018年売上高は700億米ドルと13年の77%増を見込む。
ファーウェイは昨年のスマートフォン販売台数が5,200万台と前年の2.36倍で世界3位だった。売上高は同8%増の395億米ドルで、エリクソンを抜き通信機器の世界最大手になった。
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