ニュース 電子 作成日:2014年4月24日_記事番号:T00049957
スマートフォン最大手、宏達国際電子(HTC)は23日、ミドルエンド機種で第4世代移動通信規格(4G)LTEに対応する「デザイア816」と「デザイア610」を台湾で5月に発売すると発表した。本体価格は「816」が9,900台湾元(約3万3,500円)、「610」が7,990元。「816」について董俊良HTC北アジア区総経理は「1万元クラスの台湾ミドルエンド市場で今年、シェア40%獲得を目指す」と語った。24日付蘋果日報が報じた。
816はホワイト、グレー、オレンジの3色、610はブルーを加えた4色だ(同社リリースより)
「816」は画面サイズ5.5インチで厚さ7.9ミリメートルの薄型ボディーに1,300万画素のメインカメラを備える。威宝電信(ビボテレコム)の月額1,388元の2年契約プランとセットで本体価格が0元となる。「610」は同992元だ。
サプライチェーンのデータによると、HTCの昨年のスマートフォン販売台数は2,100万〜2,200万台で、そのうちデザイアシリーズを含むミドルエンド機種が1,300万台を占めた。ただ、2012年には同クラス機種を2,000万台販売しており、当時の好調ぶりを取り戻せるかるかどうかは「816」の売れ行きにかかっていると言えそうだ。
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