ニュース 電子 作成日:2014年4月24日_記事番号:T00049959
鴻海精密工業の中国子会社、富智康集団(FIHモバイル)は23日、中国のIT(情報技術)インフラ設備最大手、北京世紀互聯寛帯数據中心(21Vianet)と戦略提携を締結した。郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は、中国の天津市、深圳市、貴州省貴陽市、台湾の高雄市にデータセンター(DC)を建設すると述べた。24日付経済日報などが報じた。
郭董事長は、FIH従業員のオンライン学習を重視しており、今後は従業員の量より質を強化すると話した(23日=中央社)
協定に基づき、両社はデータセンターを共同設立し、IaaS型のクラウドサービスを提供する。出資比率やスケジュールなど具体的な計画について、郭董事長はまだ明かせないと述べた。
郭董事長は、世界中のサーバーの60%をFIHが製造していると指摘。FIHなら通常1~2年かかるデータセンター建設が3~6カ月で済むと自信を示した。今後、ビックデータ市場に注力し、2020年に製造業からクラウドコンピューティング産業に全面転換を図ると語った。
世紀互聯の陳升董事長は、インターネットユーザーのデータ量は今後5年で1,000倍増える見通しで、インフラ、製造、設計、運営いずれも大きな変化が起こると予測した。FIHとの提携で、新しい、大規模なプラットホームを作ると述べた。
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