ニュース 電子 作成日:2014年4月25日_記事番号:T00049984
アップルなどを顧客とする携帯電話用カメラレンズ世界最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)は、第1四半期の粗利益率が55.6%と前期比7.33ポイント上昇し、過去6年で最高となった。ハイエンド製品の比重が高まったことや台湾元安などによるもので、市場予測を大きく上回った。25日付蘋果日報などが報じた。
同社は24日の業績説明会で、連結売上高は前期比26%減、前年同期比34%増の68億5,800万台湾元(約230億円)、純利益は前期比12%減、前年同期比62%増の29億9,900万元と発表した。1株当たり純利益(EPS)は22.36元で過去2番目に高く、第1四半期としては過去最高だった。
林恩平執行長は、第2四半期の見通しについて、4月、5月と増収が見込めるが6月はまだ分からないと説明した。生産能力不足については、新工場建設や設備増設などを検討しており、工場を借りる可能性も示した。
同社の株価は24日の終値が1,755元、25日は株式市場全体が大幅に下落した中でストップ高となる1,875元を付け、年初の1,205元から大幅な上昇が続いている。同日の業績説明会を受け、外資系証券会社各社は、台湾証券交易所(証券取引所)初の2,000元突破を予測。2,305元まで上昇するとの声もあった。ラーガン株がけん引し、台湾証券交易所の加権指数も今週23日、取引時間中に一時9,000元を突破するなど活気付いている。
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