ニュース 電子 作成日:2014年4月25日_記事番号:T00049986
液晶パネルモジュール(LCM)メーカー、中日新科技(スター・ワールド・テクノロジー、STC)は24日の臨時株主総会で、ジャパンディスプレイ(JDI)の台湾子会社、台湾顕示器(台湾ディスプレイ、TDI)を割当先とする普通株1億株の第三者割当増資を決定した。経済部投資審議委員会(投審会)の投資許可を得た上で6月末までに実施し、STCはTDIが80%以上を出資する子会社となる。25日付経済日報が報じた。
謝政良STC董事長は、JDIの液晶パネルを基にSTCが液晶モジュールを生産し、TDIが販売する垂直統合が完成すると述べた。STCの主力生産拠点、中国広東省の珠海工場は中小型液晶モジュールの月産能力が250万枚だが、稼働率は20~30%と低迷し、赤字が続いている。
JDIは、TDIのSTC子会社化で、中国でのビジネス基盤を強化できると指摘。今後も中小型ディスプレイの高い成長が続く中国市場のシェア拡大を目指すと表明した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722