ニュース 電子 作成日:2014年4月28日_記事番号:T00050014
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)は25日、昨年末に違法排水で操業停止命令を受けた高雄K7工場の試運転が高雄市政府環境保護局(環保局)に認められた。順調にいけば、7月に稼働を再開できる見通しだ。26日付工商時報などが報じた。
ASEが同日発表した第1四半期の連結売上高は547億台湾元(約1,840億円)で前期比14.8%減、前年同期比14%増、純利益は34億3,800万元で前期比34%減、前年同期比54%増と、いずれも予想より良かった。高雄K7工場で操業を停止している一部工程の売上高への影響は4~5%だった。
董宏思財務長は、システム・イン・パッケージ(SiP)業務が第1四半期の売上高構成比7%から、第4四半期に20%以上まで拡大し、下半期の成長のけん引役となると話した。SiP生産能力増強などのため、今年の設備投資を7億米ドルから9億~9億5,000万米ドルに引き上げると話した。
証券会社は、アップルはスマートフォン、iPhone5sの指紋認証システムでASEのSiPを採用したと指摘。ASEはアップルの次世代スマートフォン、iPhone6とウエアラブルデバイス(装着型端末)、iWatch(アイウオッチ)向けの受注で、今年のSiP業務が大躍進する見通しだ。
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