ニュース その他分野 作成日:2014年4月29日_記事番号:T00050026
労働部は28日、馬英九総統が選挙時に公約として掲げた、全ての労働者を対象とする完全週休2日制の実現に向けた労働基準法改正案を来年提出すると表明した。法定労働時間を現行の「2週84時間(隔週での週休2日に相当)」から「週40時間」または「2週80時間」に短縮する同改正案が順調に承認されれば、2016年にも施行されることになる。29日付聯合報が報じた。
労働部は16年の完全週休2日制導入に向け、5月に労使双方および専門家を招いて座談会を開催し、各界の意見を聞き、年内に共通認識の形成を達成したい考えだ。
台湾では01年に公務員の完全週休2日制が導入されたが、民間企業での導入は一部にとどまり、特に製造業、小売業、飲食業、運輸・倉庫業、警備業では導入が進んでいない。
なお「週40時間」または「2週80時間」の違いについて労働部は、「2週80時間はある週に6日間働き、別の週に4日間働くといったようにより柔軟性を持たせることができる」と説明した。ただ、労働団体からは週40時間を求める声が強いようだ。
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