ニュース 自動車・二輪車 作成日:2014年4月29日_記事番号:T00050037
中国・比亜迪(BYD)グループと台湾矽能能源(台湾ソーラーエナジー)の合弁、台湾比亜迪電動車業が開発した大型電気バス「K9」が28日、苗栗客運の路線バスに投入された。台湾でBYDの大型電気バスが運行されるのは初めてで、BYDは今後他のバス会社との提携を進めて市場シェア拡大を狙いたい考えだ。29日付工商時報が報じた。
苗栗客運は3台を購入し、台湾鉄路(台鉄)苑裡駅(苗栗県)~大甲駅(台中駅)間約18.5キロメートルに投入。1日8便で運行する。K9は1回の充電に4時間かかり、平均250キロの走行が可能だ。
苗栗客運の黄雲熙董事長は、大型電気バスは価格が1台1,000万台湾元(約3,400万円)とディーゼルエンジンの大型バスの2~3倍するため、初期投資額は高いが、政府の補助金を受けられることや、修理代が比較的低価格なこと、燃料コストを3分の1低減できるため、長期的にみれば有利だと語った。BYDによると、苗栗客運が投入した路線の場合、1台当たり1カ月2,940リットル、年間3万リットルの軽油使用を低減できるという。
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