ニュース その他製造 作成日:2014年4月29日_記事番号:T00050039
中国の太陽電池用シリコンウエハー最大手、保利協鑫能源控股(GCL)はこのほど、台湾子会社「協鑫太陽能科技」を設立した。投資額は4,800万台湾元(約1億6,300万円)。同社は駐在員事務所を通じて、長年台湾の太陽電池関連メーカーとの関係を築いてきたが、今後同業界で太陽電池の高効率化が進むに当たり、研究開発(R&D)でも提携を図ることを念頭に子会社設立を決めた。29日付電子時報が報じた。
設立記念式典は新竹喜来登大飯店(シェラトンホテル)で行われ、台湾の太陽電池メーカー15社などが参列した(同社リリースより)
同社は2013年、シリコンウエハー世界市場でシェア28%を得て首位だった。中台のシリコンウエハー価格決定の主導権を握っており、生産能力は現在の80億ワット(W)から来年には100億Wに拡大する。一方、多結晶シリコンでも世界シェア25%の首位で、生産能力は6,500万トンから来年9,000万トンになる見通しだ。
台湾のシリコンウエハー需要は域内生産能力を上回っており、GCLは▽新日光能源(ネオソーラーパワー)▽聯景光電(トップセル・ソーラー・インターナショナル、TSi)▽英穏達科技(インベンテック・ソーラー・エナジー)▽元晶太陽能科技(TSEC)──などに供給を行っている。
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