ニュース 電子 作成日:2014年4月29日_記事番号:T00050041
29日付工商時報によると、傘下の国碁電子(アンビット・マイクロシズテムズ)を通じて第4世代移動通信(4G)サービスの事業資格を獲得した鴻海精密工業が、中堅通信キャリア、亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)の買収に向けて交渉を積極的に進めているとの観測が出ている。
4Gサービスの事業資格を獲得した6社のうち、亜太電信を含む通信キャリア4社は既に3Gネットワークを構築している他、台湾之星移動電信(台湾スター)も威宝電信(ビボテレコム)の買収で基地局の全土展開が確定しており、アンビットのみ活用可能な3Gネットワークを持たない。
このためアンビットは買収によりネットワークを構築する方針で、亜太電信の買収に強い意欲を持っているとされ、現在、双方の間で買収価格や提携モデルについて話し合いが持たれていると観測されている。
ただ、観測に対し鴻海はコメントを避け、亜太電信も「接触はあったものの実質的な協議は行っていない」と否定した。なお亜太電信の買収を申し入れたと観測されていた台湾之星は、「亜太電信と接触を続けているが、依然具体的な交渉には至っていない」とコメントした。
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