ニュース 社会 作成日:2014年4月30日_記事番号:T00050051
司馬遼太郎の「街道をゆく−台湾紀行」で、「老台北」として案内役を務めたことで知られる親日家、蔡焜燦氏(87)が29日、日本政府より旭日双光章を受章した。
蔡氏は短歌の会「台湾歌壇」の第5代代表として、台湾で短歌を通じた日本文化の紹介、対日理解の促進に貢献し、日台相互理解の重要性を次世代に伝えたと評価された。2000年には『台湾人と日本精神-日本人よ胸を張りなさい-』を出版している。
このほか、中央研究院院士で台湾海洋大学終身教授の廖氏(77)に旭日中綬章が、修道館副館長の呉金璞氏(90)に旭日小綬章が、兵庫県肢体不自由児者協会理事長の鄭正秀氏に旭日双光章が贈られた。
受章した4人の中で最も等級が高い旭日中綬章を受章した廖一久氏は、てながえびの養殖技術の研究で成果を挙げ、「てながえび養殖の父」と呼ばれている。台湾は1987年にてながえびの生産量8万トンで世界一となり、日本の輸入の半分以上を台湾からが占めた。台湾人が日本の勲章を受章したのは、1972年以降で計30人となった。
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