ニュース 社会 作成日:2014年4月30日_記事番号:T00050052
台湾各地の看守所(拘置所)4カ所で29日、死刑囚5人の死刑が執行された。死刑執行は昨年4月19日の6人以来で、羅瑩雪法務部長の就任以降では初めて。30日付蘋果日報が伝えた。
死刑廃止を訴える市民たちは、法務部前で今回の死刑執行を強く批判した(29日=中央社)
死刑を執行されたのは、中国で台湾企業関係者を含む5人を殺害した杜明郎死刑囚(43)と杜明雄死刑囚(40)、母子殺害事件の鄧国リョウ死刑囚(50、リョウは木へんに梁)、女性タクシー運転手暴行殺害事件の載文慶死刑囚(49)、銃撃殺傷事件の劉炎国死刑囚(46)の5人。
羅法務部長は28日に5人の死刑執行命令書に署名していた。
羅法務部長は退勤時に記者団に対し、「台湾社会は乱れている」と語っただけで、質問には一切答えなかった。
このタイミングでの死刑執行をめぐり、原発問題から市民の視線をそらす狙いがあるとの見方があることについて、法務部は「政治的動機はない」と説明した。
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