インターネットショッピングモール、台湾楽天市場は29日、グーグルの「プレミアＳＭＥ（中小企業市場）パートナー（ＰＳＰ）」となったと発表した。楽天は今後、ネットショップのノウハウを提供する講座「楽天大学」および同社のＥコマースコンサルタント（ＥＣＣ）を通じて出店業者にグーグルのオンライン広告プログラム「Google AdWords」を活用したデジタル・マーケティング・ソリューションを提供する。29日付聯合晩報などが報じた。
台湾楽天市場の江尻裕一執行長は、同社独自のエンパワーメントモデルにより、2,800店を超える出店業者にマーケティング指導を行っており、年間7,600億台湾元（約２兆6,000億円）を超える台湾ネットショッピング市場での商機獲得に成功している」と強調。今回グーグルのＰＳＰとなったことで、今後「Google AdWords」を利用した多元的なマーケティング手法を提供し、出店業者の競争力および売り上げ向上に協力していくとの考えを示した。
