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中国の太陽電池需要、今年下半期に集中か


ニュース その他製造 作成日:2014年4月30日_記事番号:T00050060

中国の太陽電池需要、今年下半期に集中か

 中国では今年上半期の太陽光発電装置の設置量が通年目標の3割にとどまる見通しだ。しかし、中国政府は通年で120~140ギガワット(GW)という設置目標を掲げており、今年下半期に残る7割の設置が集中するとみられている。このため、中台の太陽電池業界は今年下半期にかけて好業績が期待されている。30日付電子時報が伝えた。

 中国では最近、不当な補助金支給に関する米国の調査、投資利回りの低さ、資金調達などの問題で、太陽光発電装置の需要に陰りが見られるが、業界は中国政府が需要を呼び起こすためにかなりの確率でこれらの問題を解決して通年の設置目標達成に動くと予想している。

 今後の市況は、現在生産を休止している工場がどれだけ生産を再開するかなどにかかっているが、業界からは「もしメーカーが理性を欠いた増産に動けば、市場は再び供給過剰の苦境に陥る」との懸念の声も聞かれる。