宏碁（エイサー）は29日、ニューヨークで開催した新製品の発表会で、台湾メーカーとしては初となる腕時計型ウエアラブルデバイス（装着型端末）「Liquid Leap」を公開した。７月に世界11カ国・地域で発売する予定だ。30日付経済日報などが報じた。
昨年末の改革後で初の大型発表会となり、エイサーの新製品戦略や方向性を映し出した（30日＝中央社）
この日公開されたスマートフォン新機種「Liquid Jade」（正式発表は未定）と連携するデバイスとして展示された「Liquid Leap」は、サムスン電子の「Gear Fit（ギアフィット）」に似たデザインで厚さは17メリメートル。有機発光ダイオード（ＯＬＥＤ）ディスプレイを採用しており、スマートフォン内の情報や音楽の表示、再生が可能な他、万歩計としても利用できる。発売も両製品同時となる見通しだ。
エイサーは同日、７インチのタブレット型パソコン「Iconia Tab 7」と「Iconia One 7」、外付けキーボードの装着でノートＰＣとして利用可能な10インチの「Aspire Switch 10」など、新製品を発表した。
