ニュース 金融 作成日:2014年5月2日_記事番号:T00050083
金融監督管理委員会(金管会)が1日に発表した統計によると、台湾の金融機関が発行するクレジットカードの3月決済額は1,516億台湾元(約5,140億円)で前月比32億元増加、第1四半期通期では4,713億元と前年同期比4.7%増加した。金管会は今年通年の決済額について「このままの水準を維持すれば、過去最高となった昨年の1兆9,000億元を上回り、2兆元を突破する可能性もある」との見方を示した。2日付工商時報が報じた。
3月末時点で台湾の金融機関が発行するクレジットカードの有効発行数残高は約3,630万枚(前年同月比197万枚増)で、このうち6カ月以内に利用があったのは2,313万枚(同138万枚増)だった。
なお金融機関別では国泰世華銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)が米会員制量販店、コストコ(好市多)との提携カード発行権を獲得して以来、発行枚数を急速に伸ばしており、3月末時点の有効発行数残高は約443万枚と、中国信託商業銀行(中信銀、CTBCバンク)の566万枚に次ぐ2位につけ、さらに3月の決算額ではその差を約8億元に縮めている。
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