ニュース 金融 作成日:2014年5月2日_記事番号:T00050084
金融監督管理委員会(金管会)の曽銘宗主任委員は30日、立法院での答弁の中で、金融機関に新商品の開発や外国企業の合併・買収などを促すことで、台湾市場の多元化を図っていくことを柱とする金融業界版の「輸入代替プラン」を推進する考えを表明した。台湾の銀行、保険、証券業界が海外に投資した10兆台湾元(約34兆円)に上る資金の還流を促すことが狙いだ。1日付経済日報が伝えた。
輸入代替プランは、調達先を海外から台湾へと切り替える製造業界の取り組みに倣ったものだ。
曽主任委員は同プランについて、「カネと人を台湾に留める」ことが主眼になるとした。
金管会は「台湾の地場金融機関が新商品を提供できないか、関連商品の把握に着手した。もし地場金融機関による提供が不可能ならば、外資系銀行に台湾で提供してもらう。少なくとも台湾に取引を呼び戻せば、雇用機会を創造でき、人材育成につながる」と説明した。
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