ニュース 商業・サービス 作成日:2014年5月2日_記事番号:T00050087
交通部観光局の資料によると、今年から2018年にかけて観光ホテル47軒、一般ホテル309軒が新たにオープンする予定だが、「ハコ物」の建設ラッシュに対し、その運営を担う人材、特に総経理などマネジャークラスの人材不足が深刻化している。1日付聯合報が報じた。
中華民国観光旅館商業同業公会の何忠錦秘書長によると、ホテル業界では一般的に従業員数と客室数が1対1となることが理想とされるが、現在0.98対1で人材が不足している状態だ。その理由については、人材育成に時間と費用がかかること、および中国企業からのマネジャー引き抜きが近年激化していることが背景にあると指摘した。
老爺大酒店集団(ホテルロイヤルグループ)の沈方正執行長は、「従来は総経理1人を育成するのに20年かかっていたが、現在では10〜15年で育てなければならず、半人前の状態でまず総経理となり、就任後に一人前になれるよう学んでいる」と語る。
こうした状況に対し観光局は、業界と共同で「観光アカデミー」の創設や、海外の専門学校との提携によるハイクラス人材養成カリキュラム開設などの対策を検討している。
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