普来利実業が展開するホームセンター「好博家（ホームボックス）」の新店店（新北市）内に１日、小売り・飲食業などを手掛ける三商行（マーキュリーズ＆アソシエイツ）が新たに立ち上げた格安スーパーマーケット「大美折扣超市」がオープンした。これにより好博家の来店者数は40%増加した他、消費者が店内にとどまる時間が延び、売り上げも20%以上向上したという。２日付工商時報が報じた。
普来利の徐文宗総経理は、「ホームセンターは昨年、２〜３%の成長を維持したものの、今年第１四半期は５%のマイナス成長に陥った」と語り、「面積当たりの平均売上高および利益の向上を狙って新店店の売り場約1,000坪のうち300坪を大美折扣超市に貸し出すことを決めた」と説明した。
ホームセンターと生鮮食品を販売するスーパーが同居する店舗は台湾初で、徐総経理は「消費者の選択肢を増やすことができる」と強調し、今後、台中太平店や現在移転作業中の楊梅店も同様の複合店に転換することを検討していると語った。
