ニュース 商業・サービス 作成日:2014年5月2日_記事番号:T00050089
台湾吉野家の稲田伸文董事長はこのほど、工商時報とのインタビューで、今年下半期からまったく新しいコンセプトに基づく、健康志向でスタイリッシュな店舗をオープンさせると語った。2日付工商時報が報じた。
稲田董事長は、台湾のファストフード市場は近年、コンビニエンスストアの参入により、従来の経営モデルでは競争を勝ち抜くことが難しくなっていると指摘。吉野家は飲食店の本質に立ち返り、コンビニにできないサービスと品質を提供したいと語った。
その上で「台湾の飲食文化は、味や価格だけで判断されてきた従来の状況が大きく変化し、ますます健康が重視され、店内のインテリアにファッション性が求められるようになっている」と分析し、現在の消費者は商品に価値があると認めれば少し高くても出費を惜しまないとの認識を示した。
現在、吉野家は台湾に48店舗を展開しているが、不振店舗を閉鎖したことなどから昨年同期の57店舗に比べ9店舗減少した。ただ、中南部では台中市の2店舗、高雄市の3店舗にとどまっているため開拓の余地が大きく、今後5年で台湾全土で100店まで拡大したい考えだ。
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