ニュース 電子 作成日:2014年5月2日_記事番号:T00050098
IC設計大手、聯発科技(メディアテック)が30日に発表した第1四半期の業績によると、同期連結売上高は前期比15.6%増の460億500万台湾元(約1,560億円)、連結純利益は同28.7%増の108億1,300万元となった。なおスマートフォン用チップの同期出荷量は、予測を上回る7,000万〜8,000万セットに上った。第2四半期見通しについて同社は、売上高は12〜20%増、スマートフォンチップ出荷量は9,000万セットに達すると予測している。1日付工商時報などが報じた。
なお、中国の携帯電話業界で最近、メディアテックの第4世代移動通信(4G)スマートフォン向けオクタコア(8コア)システムオンチップ(SoC)「MT6595」は依然、顧客のテストに合格できておらず、年内の量産、出荷は難しいとの観測が出ていたが、謝清江・同社総経理はこの日、「当社チップを採用した顧客の4Gスマートフォンは一期前倒しで第3四半期に発売される」と懸念を打ち消した。
謝総経理はさらに、20ナノメートル製造プロセス採用のLTE対応SoCについて「今年末にも発売できる」と語った。
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