ニュース 電子 作成日:2014年5月2日_記事番号:T00050099
液晶パネル大手、友達光電(AUO)が30日に発表した第1四半期の連結売上高は、非需要期だったことから前期比8.7%減の938億200万台湾元(約3,175億円)、本業の利益は同38.8%減の6億5,800万元、純利益も同84.7%減の1億6,600万元となった。しかし4期連続の黒字維持は予測を上回る好業績で、さらに彭双浪総経理は今年の業績見通しについて、「四半期ごとに上向く」と楽観的な見方を示した。1日付工商時報が報じた。
彭総経理は、「年次補修、春節(旧正月)休暇を挟んだ第1四半期の売上高が今年のベースラインとなる」と強調。その上で「最近は中国の労働節(メーデー、5月1日)連休向けやブラジルで開催されるFIFA(国際サッカー連盟)ワールドカップ(6月12日~7月13日)向けに需要が高まっており、第2四半期はフル稼働が続く」と語った。
なお第2四半期の製品別出荷について、大型パネルは横ばいまたは小幅増となる見通しだが、製品構成の改善により平均単価は5〜9%上昇すると予測。一方、中小型パネルは需要期を迎えることから今期は2桁成長が期待できると語った。
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