ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

馬英九総統の母、秦厚修氏死去


ニュース 社会 作成日:2014年5月5日_記事番号:T00050106

馬英九総統の母、秦厚修氏死去

 馬英九総統の母、秦厚修氏が2日夕、慢性の肺疾患による呼吸不全のため、台北市内の病院で死去した。93歳だった。3日付蘋果日報などが伝えた。


骨壷を抱く馬総統(左3)と、遺影を手にした馬総統の長女、馬唯中さん(左4)(5日=中央社)

 秦さんは先月2日から入院していた。最期は馬総統夫妻らがみとった。遺族の意向で弔問所などは設けない。

 遺体は5日午前に荼毘(だび)に付され、馬総統は骨壷に「厚徳修身、一生忠党愛国、慈母良師、永世難報親恩」(徳が厚く身を修め、一生党に忠誠を尽くし、国を愛し、慈母であり良き師だった。一生かけてもその恩に報いるのは難しい)と記した。

 秦さんは本籍が湖南省で、日中戦争中に四川省で中央政治学校(台湾の政治大学の前身)統計科に在学中、夫の馬鶴凌氏(2005年に死去)と知り合い、1944年に結婚。48年に台湾に移住した。その直後、50年に親族を迎えるため夫に付き添い香港に滞在中、馬英九氏が生まれるなど、1男4女をもうけた。