ニュース 社会 作成日:2014年5月5日_記事番号:T00050108
行政院農業委員会(農委会)動植物防疫検疫局は2日、台北市家禽(かきん)卸売市場で、放し飼いで飼育されたニワトリ(土鶏)の1検体から高病原性のH5N2型鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。3日付蘋果日報が伝えた。
雲林県政府は、養鶏場は消毒が済んだと表明した(2日=中央社)
問題の検体は、4月15日に同市場で採取された血清、糞便各100検体とニワトリ6羽のうちの1検体で、同23日に陽性反応が出ていた。その後、農委会の家畜衛生試験所による検査で、高病原性の鳥インフルエンザであることが確定した。
出荷元は雲林県内の養鶏場で、既に2万8,000羽が出荷されており、既に消費されたとみられている。防疫検疫局は、問題の養鶏場から半径1キロメートル以内にある養鶏場8カ所でサンプル検査、1~3キロの範囲にある養鶏場42カ所で訪問検査を行ったが、異常は見つからなかった。
農委会は「販売されたニワトリが感染していたかは確認できない」としながらも、既に国際獣疫事務局(OIE)に通報したことを明らかにした。
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