ニュース 金融 作成日:2014年5月5日_記事番号:T00050114
金融監督管理委員会(金管会)の統計によると、台湾の銀行39行合計の第1四半期税引き前利益は837億4,900万台湾元(約2,830億円)で、前年同期比24%の大幅成長を遂げ同期としての過去最高を記録した。銀行の利益は年初来毎月15~24%の2桁成長を続けており、このペースが続けば今年通年で初の3,000億元に達し、5年連続で過去最高を更新するとみられる。4日付工商時報が報じた。
第1四半期の大幅増益の理由について金管会は、海外支店やオフショア銀行部門(OBU)の業績成長と、その他資産運用益の拡大を挙げた。海外支店とOBUが利益に占める比率は4割を超えている。また、3月末時点で39行の延滞債権比率は軒並み2%以下で、平均0.33%と過去最低を更新した。貸倒引当金カバー率も362.6%と過去最高を更新した。
なお銀行別の税引き前利益は兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)が77億4,800万元と最高で、次に中国信託商業銀行(中信銀、CTBCバンク)(67億6,200万元)、台北富邦銀行(66億5,800万元)が続いた。
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