ニュース 商業・サービス 作成日:2014年5月5日_記事番号:T00050117
交通部観光局の統計によると、国際・一般観光ホテルの第1四半期の客室稼働率は70%を超え、例年の65%前後より5ポイント高かった。特に台北市北投区、花蓮県や台東県の伸びが目立った。4日付経済日報が報じた。
北投麗禧温泉酒店(グランド・ビュー・リゾート北投)の蕭景田董事長は、北投温泉や豊富な文物が香港・マカオ、日本人観光客を引き付けている他、梅や桜、陽明山竹子湖のカラー(海芋)など花のフェスティバルが相次ぎ、中国人観光客が大幅に増えただけでなく、台湾人観光客も増えたと説明した。同社の第1四半期売上高は前年同期比46%増だった。
花蓮県や台東県のホテルは、▽太魯閣晶英酒店(シルクスプレイス・タロコ)▽花蓮遠雄悦来大飯店(花蓮ファーグローリーホテル)▽翰品酒店花蓮(花蓮シャトー・ド・シン)──など6軒の稼働率が平均59%と、昨年より11.2ポイント上昇し、売上高も15%増えた。
業界関係者は、従来は宜蘭県と花蓮県を結ぶ幹線道路、蘇花公路(省道台9線)が大雨による路盤崩壊や落石などで通行止めとなり宿泊予約キャンセルが相次ぐことが多かったが、今年は状況が改善していると指摘した。台湾鉄路(台鉄)花蓮~台東駅間の電化が6月末に完了すれば、台北から3時間半に短縮され、旅行者が30%増えると予想した。
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