ニュース 電子 作成日:2014年5月5日_記事番号:T00050123
ノートパソコン受託生産大手、英業達(インベンテック)の李詩欽董事長はこのほど、サーバー、ストレージ設備、ネットワーク設備などのハードウエアにクラウドコンピューティング応用サービスを組み合わせた「クラウドデータ・サービス事業処」を新たに立ち上げると表明した。同事業処はヒューレット・パッカード(HP)台湾区の元董事長、楊人捷氏が率い、将来的には日本やシンガポールの人材も投入する予定だ。
これについて5日付工商時報は、鴻海科技集団(フォックスコン)とHPが先ごろクラウド・コンピューティングに最適化したサーバーを共同開発すると発表したことに、いち早く対抗措置を講じたものと指摘している。
李董事長は鴻海とHPの提携について、「ロー〜ミドルエンドサーバーの市場価格に影響を及ぼす」と指摘する一方で、「当社はミドル〜ハイエンド製品を得意としており、今後も通信キャリアのデータセンターなど企業ユーザー以外をターゲットとする」と語った。
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