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13年世界半導体封止・検査、ASEが業界首位維持


ニュース 電子 作成日:2014年5月5日_記事番号:T00050125

13年世界半導体封止・検査、ASEが業界首位維持

 日月光半導体製造(ASE)が昨年、世界の半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)市場で前年に続いて売上高シェア1位となったことが市場調査会社、ガートナーの最新調査で分かった。ASEの売上高は前年比10.3%増の47億4,000万米ドルでシェア18.9%へと上昇。今後も設備投資を続ける計画で、5年以内にシェア20%を突破したい考えだ。3日付工商時報が報じた。

 昨年の世界半導体封止・検査市場の生産額は250億8,200万米ドルで、前年比2.3%増と小幅成長にとどまった。ガートナーはその要因について▽円安進行による日本メーカーの大幅減収▽DRAMなどのメモリーメーカーが自社封止・検査工場の稼働率を高めたこと──を挙げた。

 なお上位5社の順位は前年と変わらず、2位以下は▽アムコア・テクノロジー、29億5,600万米ドル(前年比7.1%増、シェア11.8%)▽矽品精密工業(SPIL)、23億3,500万米ドル(同6.8%増、シェア9.3%)▽台湾星科金朋半導体(STATSチップパック台湾)、15億9,900万米ドル(同6.1%減、シェア6.4%)▽力成科技(パワーテック・テクノロジー)、12億6,700万米ドル(同10%減、シェア5.1%)──。