ニュース 電子 作成日:2014年5月5日_記事番号:T00050126
宏碁(エイサー)の施振栄(スタン・シー)董事長は4日、「8日に開催を予定する董事会の終了後に新たな董事リストを発表し、その中から次期董事長を選出する」と表明した。業界では、同社が2011年に買収したクラウド技術サービス会社、米iGware創業者の顔維群氏、およびエイサー創業者の1人で現在、監察人を務める黄少華氏の可能性が高いとみられている。5日付経済日報が報じた。
施董事長は、将来的には陳俊聖・世界総裁兼執行長に董事長を兼任してもらいたいとの意向を示した(4日=中央社)
施董事長は昨年、現職に復帰した際、「董事長を務めるのは今期の董事会の任期満了(今年6月18日)まで」と発言しており、今回は「その考えに変わりはない」と強調した。
その上で新董事長については「十分な経験が必要となるため、個人的には50歳以上が望ましい」と語った。また業界では、エイサーはハード、ソフト、サービスを統合した企業への転換を図っているため、次期董事長は一定の国際感覚を備える人物となると予測されており、これら条件に合致する人材として1954年生まれ(今年60歳)の顔氏および49年生まれ(同65歳)の黄氏の名が挙がった。
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