ニュース 社会 作成日:2014年5月6日_記事番号:T00050131
高級中学(高校)で使用する教科書の選定時期を迎える中、史記文化事業が出版した歴史教科書の見本に「台湾独立運動は台湾社会を国家アイデンティティーの錯乱に陥れかねない」といった記述があることが分かり、インターネット上で「洗脳」だとの批判が出ている。6日付自由時報が伝えた。
問題の教科書はまた、「族群(エスニックグループ)は本来徐々に融和が進んでいたが、頻繁な選挙で一部の政党が挑発した結果、社会の分裂や対立を生み、社会全体の発展に著しく影響した」と、民進党を暗に批判するニュアンスで記述している。
日本統治時代を指す中立的な名称として近年定着していた「日治時代」という記述も日本に占領されていたというニュアンスの「日拠時代」という以前の表記に戻された。
ネットユーザーからは「特定の立場に基づき編集されており、内容がまるで洗脳教育かのように偏っている」「国民党の宣伝を教材に織り込んだかのようだ」といった批判の声が上がった。
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