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安全保障幹部に調査局出身者、意図めぐり憶測


ニュース 政治 作成日:2014年5月6日_記事番号:T00050134

安全保障幹部に調査局出身者、意図めぐり憶測

 国家安全会議(国安会)は5日、国家安全局(国安局)の蔡得勝局長が「健康上の理由」で辞意を表明したことを受け、後任に李翔宙・国防部副部長を充てる人事を明らかにした。また、定年退職する王福林・法務部調査局長、調査局出身の謝立功・内政部入出国移民署長が近く国安会の諮問委員に就任する。6日付自由時報が伝えた。


国安局長に就任が決まった李氏(5日=中央社)

 李翔宙氏は馬英九総統の信頼が厚いとされ、早い段階から国安局長の後任候補としてささやかれていた。

 今回の異動は、調査局出身者の起用が目立つため、学生運動などに対応し、政局の安定を図るための工作を行う狙いがあるのではないかとの憶測を呼んでいる。

 党・政府幹部も「今回の人事は馬総統が主導したもので、『統合軍』の概念で、さまざなな情勢に対応するのが狙いだ」と分析した。