ニュース 運輸 作成日:2014年5月6日_記事番号:T00050138
台湾初を争う格安航空会社(LCC)2社、台湾虎航(タイガーエア台湾)と威航空(Vエア)は9~10月にマカオ線で初就航する計画だったが、マカオとの新たな航空協定の立法院承認が早くても10月に遅れる見通しで、実現が不透明になっている。立法院は中台サービス貿易協定や中台協定監督条例、台湾電力(TPC)の第4原子力発電所(新北市貢寮区)建設問題など審議が山積みのためだ。6日付経済日報が報じた。
中華航空(チャイナエアライン)がタイガー・エアウェイズと合弁で設立したタイガーエア台湾と、復興航空(トランスアジア・エアウェイズ)傘下のVエアは発着枠の配分がまだないため、航空自由化(オープンスカイ)協定を結んでいる日本、韓国(ソウル以外)、タイ、マレーシア、シンガポールなどにしか就航できない。しかし、台湾とマカオが2月中旬に締結した新たな航空協定が発効すれば、マカオ線は航空会社、便数が無制限となる。中華航空はマカオ線がないこと、復興航空は日本、中国、東南アジア線の強化でマカオ乗り継ぎが減少したことから、傘下のLCCにマカオ線を委ねるようだ。
マカオとの現在の航空協定は2001年に結ばれ、旅客、貨物の運送は双方それぞれ週1万9,400席、400トンに制限されている。長栄航空(エバー航空)、復興航空が桃園(台北)、高雄~マカオ線を運航し、搭乗率はそれぞれ75%、70%だ。
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