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健康保険カード、小額支払い機能付与へ


ニュース 医薬 作成日:2014年5月6日_記事番号:T00050142

健康保険カード、小額支払い機能付与へ

 衛生福利部中央健康保険署(健保署)の葉逢明・承保組長は5日、今後予定される長期介護保険導入後の全民健康保険証カードのアップグレードについて、「掛号費」(日本の初診料・再診料に相当)や一部診察費用の支払いができるよう、現金のチャージおよび小額支払い機能を付与するとの方針を示した。6日付聯合報などが報じた。

 また金融監督管理委員会(金管会)の同意が得られれば、第三者支払いサービス機能も持たせたい考えで、これが実現すれば保険料の支払いが簡便化されることになる。

 このほか葉組長は、工業技術研究院(工研院)と協力し、スマートフォンのアプリケーションを通じて保険料の納付が可能になるサービスを早ければ下半期にも開始したいとの考えを示した。被保険者は同アプリにデータを入力すれば、保険料納付用バーコードが入手できるという。

 健保署では毎年、年に2,850万件に上る納付書を郵送しており、2億台湾元(約7億円)のコストがかかっている。このためアプリでの納付が増えるとペーパーレス化とコスト削減につながる。