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中国の光学保護フィルムメーカー、台中にR&Dセンター設置へ


ニュース 電子 作成日:2014年5月6日_記事番号:T00050152

中国の光学保護フィルムメーカー、台中にR&Dセンター設置へ

 光学部材用の表面保護フィルムメーカー、中国の江陰通利光電科技が台湾に初めて研究開発(R&D)センターを設置する。液晶パネル川上部品や材料のサプライチェーンが整っている台湾市場を好感した。6日付電子時報が報じた。

 周永南・同社董事長は、販売、サービス、R&Dの拠点を台中市に設置し、7月に営業を開始する計画を明らかにした。当面の従業員は台湾人を中心に20~30人に上る見通しだ。今後工場建設も視野に入れる。

 保護フィルムはスマートフォンなど最終製品の表面に使用され、液晶パネルなどにも必要だ。台湾の導光板、拡散板、偏光板などのメーカーは主に日韓から調達している。

 通利光電はアップルやサムスン電子のスマートフォン向けの他、販売代理店を通じて、液晶パネルの友達光電(AUO)、バックライトモジュールの瑞儀光電(ラディアント・オプトエレクトロニクス)などの中国工場にも供給している。今後は通利光電からの直接購入が可能になり、調達コストを20~50%低減できる見通しだ。