ニュース 電子 作成日:2014年5月6日_記事番号:T00050153
デジタルカメラ受託生産大手、華晶科技(アルテック)は5日の董事会で、資本金の3割に当たる11億8,200万台湾元(約40億円)の減資を決定した。同社はここ2年、携帯電話イメージングソリューションに事業転換を進めており、運転資金が少額で済むためと説明した。6日付経済日報などが報じた。
同社の第1四半期売上高はデジタルカメラ受託生産が3分の1に縮小し、携帯電話イメージングソリューションが過半を占めた。純利益は8,179万元で、1株当たり純利益(EPS)は0.22元だった。
同社は減資の理由として、昨年コダックに特許権侵害訴訟の和解金830万米ドルを支払い、上場以来初の赤字に転落したことも挙げた。
同社は同日、親会社、裕隆企業集団の厳凱泰董事長がアルテック董事長を退き、夏汝文総経理が就任することも発表した。市場では、アルテックが車載用レンズ商機を狙うためとみている。
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