ニュース 商業・サービス 作成日:2014年5月7日_記事番号:T00050169
中国の芸能・コンテンツ業界が急速に台頭し、台湾との形勢逆転は間近だとの見方が業界関係者の間で強まっている。7日付中国時報が伝えた。
音楽プロダクション「ファン・ミュージック」の責任者、張乃仁氏は「中国で1本の番組の制作費は、今や金馬奨(台湾を代表する映画賞)に相当する」と資金力の差を指摘した。
時代劇製作の果陀劇場(ゴドット・シアター)の中国部門責任者、余大任氏は「かつて中国の俳優は台湾でのドラマ製作の専門的な分業体制や作業効率に驚いたものだが、中国の時代劇は既に台湾に進出しており、その細やかさは以前とは比べ物にならない」と話した。
余氏によると、以前は台湾のドラマを中国がコピーするケースも多かったというが、「今ではコピーもされなくなった」と付け加えた。
トレンディードラマも韓国にノウハウを学んだ中国が急速に台湾を追い上げているという。
台湾からアカペラを中国に持ち込んだ上海阿卡貝拉文化芸術の陳午明執行長は「オペラを例に取ると、台湾の技術や創意性は今のところ中国より優れているが、中国は学習能力が強く進歩も早い。最近は俳優を韓国やニューヨークで研修させている。5年後には台湾を抜き去るかもしれない」と予測した。
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