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映画館業界、2・3位が提携


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年5月7日_記事番号:T00050171

映画館業界、2・3位が提携

 台湾映画館業界2位の国賓影城(アンバサダー・シアターズ)と同3位の秀泰影城(ショータイム・シネマズ)は6日、スポーツ施設経営の大魯閣(タロコ)と合弁で設立した新会社「華聯国際多媒体」で、映画製作から配給まで一貫した提携を行うと発表した。7日付工商時報が報じた。

 国賓、秀泰の系列映画館は合計200カ所、座席数が2万5,000席で、シェアは40%を占める。両社の提携により、映画館業界は最大手の威秀影城(バイショー・シネマズ)と国賓・秀泰陣営の2強体制となる。

 合弁会社の資本金は1億6,250万台湾元(約5億5,000万円)で、年間3~6本の映画を製作する予定。映画1本当たりの制作費は3,000万~5,000万元が中心となる。年間の映画配給本数は10~12本を見込み、今年上半期には少なくとも6本の配給を見込む。

 秀泰の廖偉銘総経理は「これまで台湾では投資、映画製作、宣伝、配給、映画館がそれぞれ独立しており、組織化されていなかった。華聯は初めてトータル・ソリューション経営を採用することになる」と説明した。