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労働節の中国人自由旅行者、約1万人に倍増


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年5月7日_記事番号:T00050172

労働節の中国人自由旅行者、約1万人に倍増

 中国の労働節(メーデー、5月1日)連休で、5月1~5日に訪台した中国人自由旅行者数が前年同期比107%増の延べ9,864人に上ったことが内政部入出国移民署の最新統計で分かった。一方、団体旅行による中国人入境者数は2万1,977人だった。7日付工商時報が報じた。


劉喜臨観光局副局長(中)は、自由旅行者市場はまだまだ成長余地があると語った(6日=中央社)

 中国人の台湾自由旅行者数は2011年の開放から6日までで延べ109万4,793人に上る。現在は1日当たりの受け入れ上限を4,000人としているが、今後開放都市が拡大すれば、5,000人への引き上げも視野に入れる。

 また中国人自由旅行者の増加に伴い、観光局が提供している台湾鉄路(台鉄)、台湾高速鉄路(高鉄)各駅と観光スポットをシャトルバスでつなぐ「台湾好行(台湾トリップ)」の人気が高まっている。今年、台湾北部の人気観光スポット、九份や福隆海岸など北海岸をめぐるバス「黄金福隆線」と台鉄、レンタサイクルを組み合わせたチケット(299台湾元=約770円)などを北京、上海、江蘇省などで初めて販売したところ、2週間で2万セットが売り切れ、関連産業に9億元の商機をもたらす見通しだ。