ニュース 石油・化学 作成日:2014年5月7日_記事番号:T00050176
台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社の4月連結売上高は1,576億8,800万台湾元(約5,300億円)で、前月比5.45%減少した。4社の中で売上規模が最大の台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)が、常圧蒸留装置の定期保守で4月の石油製品販売量を前月比で408万8,000バレル減らし、同15.93%減収となったことが業績全体の足を引っ張った。その他3社は同4.15〜7.03%の増収だった。7日付経済日報などが報じた。
各社の4月連結売上高は、▽台塑化、734億3,200万元(前年同月比7.2%増)▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、369億5,300万元(前月比7.03%増・前年同月比2.8%増)▽南亜塑膠工業(ナンヤ・プラスチックス)、275億7,600万元(前月比4.15%増・前年同月比10.1%増)▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)、197億2,700万元(前月比6.97%増・前年同月比9.9%増)──。
第2四半期については台塑と南亜プラが楽観的な見通しを立てている。台塑の林健男総経理は、需要期を迎えたインドや米国、中国市場が好調で、設備稼働率は前期の87.3%から90.3%に上昇したと説明。また、南亜プラの呉嘉昭董事長も設備稼働率が上昇すると予測した。
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