ニュース 電子 作成日:2014年5月7日_記事番号:T00050179
鴻海科技集団(フォックスコン)と米パソコン大手、ヒューレット・パッカード(HP)が先ごろクラウド・コンピューティングに最適化したサーバーを共同開発すると発表したことについて7日付工商時報は、「インターネットデータセンター(IDC)向けサーバー市場における最大手の地位維持に向けての、ライバルのデル、および広達電脳(クアンタ・コンピューター)、緯創資通(ウィストロン)といったODM(相手先ブランドによる設計・製造)によるユーザー企業への直接供給(ODM Direct)に対する対抗措置」との見方を伝えた。
HPは昨年、サーバー事業で大幅な価格引き下げ戦略を展開して、マイクロソフト(MS)をはじめデータセンター向け受注の獲得に成功。その生産は鴻海が手掛けた。HPはこの提携モデルの成功を好感し、鴻海との提携をさらに進めることを決断したとされる。
現在、データセンター向けサーバー市場では、顧客にカスタマイズした製品を供給して好調を維持しているデルや、グーグル、フェイスブックから直接受注を獲得しているクアンタおよびウィストロンの躍進を受けて、HPはシェアを圧迫されている。
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