ニュース 電子 作成日:2014年5月7日_記事番号:T00050184
7日付電子時報によると、IC設計大手の聯発科技(メディアテック)が米グローバルファウンドリーズ(GF)に委託している28ナノメートル製造プロセスによるシステムオンチップ(SoC)に瑕疵(かし)が見つかったことから、メディアテックは安定した出荷を確保するため、台湾積体電路製造(TSMC)と聯華電子(UMC)に緊急の追加発注を行ったとの観測が出ている。
特に最近28ナノプロセスで大幅な良品率向上を達成したUMCは、メディアテック、クアルコムから同プロセスの受注を獲得したとされ、さらにGFの生産に問題が生じたことからメディアテックからの受注急増が伝えられている。
なおGFはこれまでたびたび、「ファウンドリー業界でUMCを抜いてシェア2位となった」と表明し、かつ28ナノプロセスでは昨年、メディアテック、クアルコムから相次いで受注していたが、今回のトラブルでイメージに傷が付きそうだ。
なお観測について関連各社はいずれもコメントを控えている。
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