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4月輸出額6%増、プラス成長3カ月連続【図】


ニュース その他分野 作成日:2014年5月8日_記事番号:T00050195

4月輸出額6%増、プラス成長3カ月連続【図】

 財政部が7日発表した4月の輸出総額は266億米ドルで、前月比4.2%減少したものの、前年同月比では6.2%増加し、3カ月連続のプラス成長となった。財政部は、電子製品の好調持続が貢献したと指摘した。8日付経済日報が報じた。 

 電子製品の4月輸出額は前年同月比14.7%増の81億6,000万米ドルで、4月としては過去2番目に高い数字となった。太陽電池が6割近い成長を遂げた他、半導体、発光ダイオード(LED)を含むダイオード製品やストレージ媒体も軒並み2桁成長となった。

 電子製品以外では化学製品が前年同月比11.9%増、プラスチック・ゴムが同9.3%増、機械が同5.9%増と好調だった。鉱産品は同3.4%減となったが下落幅は縮小した。なお情報通信製品は前年同月比11.5%減、液晶パネルを含む光学器材は同13.4%減とそれぞれ大幅に減少した。

 輸出先別では、輸出額の多い順に▽中国(香港含む)、103億8,000万米ドル(前年同月比5%増)▽東南アジア諸国連合(ASEAN)主要6カ国、50億2,000万米ドル(同8.5%増)▽米国、30億3,000万米ドル(同6.9%増)▽欧州、25億6,000万米ドル(同13.1%増)▽日本、14億5,000万米ドル(同3.2%減)──。

 5月の見通しについて葉満足・財政部統計処長は、電子製品や機械の業界展望が明るい他、石化製品も非需要期ながら需要が見込めるため、前年同月比で4カ月連続のプラス成長となる可能性が高いと指摘した。